(ドバイ・アブダビUAEナビ)投資家としての私(2)
昨日の続きです。
お金について勉強をしようと決意したのち、
一日を、朝・昼・夜の三分割して、それぞれ3時間ずつ確保。
そして、そのうちのどれか一つが来客等で勉強できなかった時には、残りの6時間は勉強。
最初は、大手証券会社数社の無料セミナーに出まくりで、小学生のように「授業」を詰め込みました。
これだけ真面目に研究もしていれば…などとも考えましたが、投資の勉強は、とにかく「楽しく」って、苦痛にはならないんですよね。
…などと偉そうなことを書いていますが、最近仲良しになった外資系銀行で為替ディーラーだった男性からお話を伺いますと、
「あれだけ勉強しても、やっぱりプロの域には達しないなあ」
と、無知を痛感いたします。
ただ、妊娠中、いろんなセミナーに通って勉強している私は、かなーり目立っていたらしく、
講師の方たちから色々と親切にしていただきまして、まあ「証券セミナーで人の情けを知る」ことも多かったのです。
ああ、書ききれないほど色々なことを経験したのですが、
とりあえず、2005年末から2006年春の大相場に「システム・トレード」という、当時最先端の武器を手に乗ることができ、
「ちょっと私凄いんじゃない?」的な勘違いも経験し(爆笑)、
そして、お約束の「システム外のいらない取引で大損」も経験し(自虐的な笑い)
そして、株を専業になさっている方ならご存知の「やはり市場はランダムだよな…」的な目覚めも経験し(少しまじめ)
で、「ポジションサイジング」「リスクコントロール」を中核にすえた、システムトレーダーとして、生計を立てていました。
ただ、大変だったのは…
「人類最大の発明は複利」
専業投資家として生計を立てるうえで、日々の出費を投資収益でまかなうということは並大抵のことではなく、
2006年は複利で300%の投資結果を出したシステムが、
ほぼ同じ勝率と同じPF(プロフィット・ファクター)でありながら、専業生活をはじめた2007年には60%に落ち込みました(涙)
まったく同じ勝率!同じようなリターンでありながら、複利で増やせないということはこんなにも大変なことだったのか!!!
身をもって複利の偉大さを知りました。
続きは明日!