ゲイシャ・フジヤマ・テンプラではなくって〜
1990年頃…
何故かジョシダイセイだった私は、またまた何故か、イギリスにばっかり行く機会があったのですが、当時の日本に対する評判?といえば、
中国の領土であるらしい(オイオイ)
「自称・日本通」でもフジヤマ・ゲイシャ・テンプラ以上の単語が出てこない。
でした。
イギリスの御家庭で、
「これはテレビです。電波が飛んできて、Pictureが映るのです」
みたいな説明をされたことがありました。で、嘘みたいな日本製のTVがそこに…(汗)
予断ですが、中国人の友人は、初めてアメリカ人と話したときに、「これはチョコレートです。食べると甘いです」と言われたそうです(苦笑)
そして、時代は2000年…
何故かフランスをふらふらしていた私に寄ってきたフランス人は「アニメおたく」もしくは「マーシャルアートおたく」でした。
が、フランスだけあって、もう少し日本に対する認知度は高く、
「息子は柔道を習っている。行儀作法を勉強するのには一番だ」という話を何度もききました。
そして2008年!
東南アジアばっかりふらついているせいかもしれませんが、日本について語られるのは「食の安全」について(!)
タイのお金持ちは日本から輸入された(やたらとお値段が高い)食材じゃないと食べないとか…
それより何より、どこの国に言っても、
「日本から来たの!おー!KOBE BEEF!!!!」
「大阪から来たの?神戸が近いって???KOBE BEEF!!!!」
いやもう、冗談抜きで、みんな神戸牛の話をなさいます。
船場吉兆の女将もびっくりするくらい、神戸牛の話をするんです。
てなわけで、ドバイでも神戸牛と言うお話。
2008年7月17日のニュースですので、ホヤホヤですね。
佐賀牛」ドバイに輸出 県、海外戦略にはずみ
佐賀県は9月にもアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに特産の「佐賀牛」を輸出する。佐賀牛を輸出するのは香港、クウェート、米国に次いで4カ国目。欧州やアジアから富裕層が集まるドバイで、佐賀牛の味を広めることで海外輸出戦略にはずみをつける。輸出するのはロース、ヒレといった高級部位。1頭分約5、60キログラムを輸出する。佐賀県ではバージュ・アル・アラブやジュメイラ・ビーチホテルといった最高級ホテルのレストラン向けに佐賀牛を売り込む。
UAEに輸出するにはイスラム律法にのっとった食肉処理(ハラール)をしなければならない。例えば、輸出する牛はビールかすやビールで育てていない。食肉処理場には、豚を運んだトラックで運ばないなどの制約がある。食肉処理場もUAEの認証施設でないといけない。
原文は、こちらから。
日本は神戸牛で世界を制覇…出来ると思うんですが、いかが?