(ドバイ・アブダビ不動産情報UAEナビ)出アフリカ!


ちょっと、雑談にお付き合いください(爆)


NHKに対する世間の見方というのは


「番組が再放送ばっかり」


「のわりに受信料が高い」


ですが、私はなかなかNHK好きなんです。


最近、面白いなあと思うのが「病の起源」シリーズ。


何気にミッシェル・フーコーみたいじゃないですか(爆)


最近感動したのは、



病の起源 第2集 骨と皮膚の病 〜それは“出アフリカ”に始まった〜


番組内容は公式ページから引用します。


転んだ拍子に骨を折る、転倒骨折をする高齢者は毎年60〜80万人(推定)。寝たきりになる場合も多く、脳卒中に次ぐ2番目の原因となっている。高齢者にとって恐ろしい転倒骨折が、太陽光と深く関係していることが分かってきた。

太陽光に含まれる紫外線を皮膚に浴びることで作られるビタミンD。このビタミンDが不足すると、カルシウムの小腸での吸収や骨への吸着が妨げられ、骨がもろくなってしまう。ビタミンD不足は、さらに歩行速度やバランス、そして筋力の低下を招き、転倒の危険を増すことも分かってきた。

人類進化をひも解くと、その道のりは太陽との闘いだった。およそ20万年前にアフリカのサバンナで誕生したヒト、ホモ・サピエンスは、強烈な紫外線から身を守るために褐色の肌を獲得した。しかし、およそ6万年前、アフリカを出て生息域を世界へと広げる過程では、今度は褐色の肌がビタミンDを作るのに必要な紫外線をも遮断してしまうという問題が生じた。この事態に、ヒトは北へ向かうにつれ肌の色を薄くし、紫外線とのバランスを取った。こうして生まれた肌の色の多様性が私たちヒトの多様性を生んだ。
しかし現在、高度な文明を手に入れたヒトは、地球規模の移民や、ほとんど太陽に当たらない生活など、自らの適応に逆らうような行動をとっている。その結果、皮膚がんやくる病、そしてビタミンD不足といった、進化の中で解決してきたはずの病に悩まされるようになった。太陽と闘い続けたヒトの進化を振り返り、太陽との付き合い方を考える。

(案内役 俳優 加藤武さん)


私事ですが、実母が骨粗しょう症に苦しんでいるので、非常に興味深く拝見しました。


再放送、してくださいませんか!NHKさん!!!