Emaar社の動向


さて、ちょっとEmaar社の動向を調べている最中に面白いブログ記事を読みました。


Emaar社の株等、ドバイで株式投資をしている方たちにとっては当たり前の話なのかな?


Emaar社の今後の動向は注目に値しますね。

(ブログ引用開始)

インド:Emaar MGF Land Limited (Emaar MGF)

2008.02.06 Wednesday

ドバイのEmaar Properties PJSCと、インドのMGF Development Limitedの不動産ジョイントベンチャーEmaar MGF Land Limited (Emaar MGF)と、2007年9月3日のブログ「Fortis Healthcare Limited」で取り上げた大手ジェネリック製薬会社Ranbaxy Laboratories Limiteted(ランバクシー・ラボラトリーズ)によって設立された病院チェーンFortis Healthcare Limited(FHL)(フォルティス・ヘルスケア)が、50%:50%のジョイントベンチャーを設立、120億ルピー(約323億円)を投資、10年をかけて25病院を建設することに合意したという記事がBusiness Standardにありました。

Emaar MGFが建設する病院は、そこに行けば、どの診療科目もあるワントップ病院であり、地上2階地下3階建、75床から125床ぐらいのサイズです。パートナーとなるFHLは、インド北部で12病院を運営し、SRL Ranbaxyという検体検査も含む臨床検査センターと、2012年までに1,000店開店を目指している薬局・健康食品販売チェーンFortis Healthworld Limitedの経営も行っています。FHL自身、インドで新たに28病院を建設するため5億ドルを投資し、2010年まで40病院チェーンの構築を目指しています。

2005年創業のEmaar MGFは、今年2月1日にナショナル証券取引所(NSE:National Stock Exchange)、ムンバイ証券取引所(BSE:Bombay Stock Exchange)株式上場を目指していました。しかし、最近のインド株式市場の株価下落を受け、一旦2月6日に上場日を変更、更に2月11日に上場に延期する発表をしたばかりです。公募株価のレンジも、2月1日上場予定時には610〜690ルピー、2月6日上場予定時には540〜630ルピー、2月11日上場予定時には530〜630ルピーと段々切り下がっています。また市場が落ち込むと延期するのかもしれませんね。CFOの方にとっては、上場で調達した資金を元手に進める開発プロジェクトがあるはずなので、頭が痛い問題です。(公募株式数は、102,570,623株です。)

ただ、親会社であるドバイのEmaar Properties PJSCの株価が、Emaar MGFの公募株価に比べてかなり割安だそうです。裁定取引が出来るのかもしれませんね。

(引用終わり)

いろいろと手広くやっているようですねえ>Emaar

しかし、子会社と親会社の株価の「ねじれ」が気にかかりますねw