ドバイ・アブダビ不動産購入手続(2)実践編その1
さあ、投資の準備はできました。
どの都市に(ドバイか、アブダビかなど)投資するか、どの開発ゾーンがいいか、どの規模の物件(タウンハウスかコンドミニアムか、ベッドルームの数など)に投資するか、決まりました。
転売物件であれば地元の不動産業者や大手デベロッパー、建設前のものならデベロッパーにアクセスし、仮申し込みをいたします。
必要なのは、
1 パスポートのコピー
そして、
2 若干の頭金。
頭金は不動産価格の10%ほどの場合が多いようです。これは現金でも支払い可能ですし、業者によってはカードもOKです。
さて、まずこのパスポートのコピーですが、なな、なんと、公証(nortarization)の必要がないんです!
公証についてお話しますと、購入手続きの迅速化がこれによって実現するわけです…が、他の国の物件だと、たいてい公証された(パスポートの)コピーじゃないと駄目なので、
すこーしびっくりするところですね。
ちなみに、この公証ですが、もちろん外国語による公証です。
英文での公証を求められる場面が圧倒的に多いのですが(さすが世界の公用語!)、
英語で公証ができる公証人を探すのは至難の業…
したがって、公証を必要とされる場合、大部分の方が(たいていはアメリカ合衆国とのお取引だったりしますので)アメリカ大使館・領事館で公証を受けることが多いようです。
私が、ちょっとした公証を必要とされたときには、相手方に交渉して「Lawyer」による公証をお願いして、英語のお仕事をよくされている行政書士さんにお願いしたことがあります。
手間と時間とお金が(まあまあ)かかるのが、この公証。
それが省略されているというのは、買い手にとってはありがたいことですが、パスポートコピー書面の客観性は担保されていないわけなので、ちょっと不安は禁じえません。
が、郷に入りては郷に従え・・・ですが、ちょっと勝手に公証したコピーを送って反応を見たくなるのは、私がチャレンジャーだからなのかしら(爆)
やはりイスラムの法体系について知りたくなってきました(爆爆)
ドバイ・アブダビ不動産購入手続(2)実践編続きます!