ドバイ・アブダビ不動産購入手続き(1)事前準備その2


昨日の続きです。



3マーケティング



これは、非居住者には難しい問題ですが、最近は現地視察ツアーなどが活発なようですね。



現地にいる日本人とのコンタクトで現地を見ずに買ったりする方もおられますが、大概そういった方は信頼できるコンサルタントさんとのお付き合いの中でなさっていますね。



4ポートフォリオの確認



私の周囲の不動産投資家(国内の)は大概そうなのですが、物件を買ってから将来的なファイナンス計画をたてるみたいです。



物件を買うまでは「あまり深く考えないようにして」えいっと買って、その後将来設計が不安になるというケースが多いようです。


できれば、投資に乗り出す前に、ファイナンシャルプランナーさんに、現時点での投資資金は全資産の何パーセントに押さえたほうがいいか、そして、パートナーがいる場合には家族計画も重要な変数となってきますので、きちんと計画を立てることをお勧めいたします。


その結果、現段階で投資にまわせる資金額から、物件の価格帯を絞ることが出来ますし、逆に融資が必要であることがわかってくることもあります。



5融資を受ける場合の今後のシナリオ作り



融資を受けた場合、不動産のマーケットの情況によって固定か変動か、はたまた利子のみ返済か元金も返済していくかといった選択によって、毎月の支払額も決まってきます。



6(短期売買の場合)出口戦略の具体的な方法


現在上昇相場にある不動産マーケットでエントリーしても、「最良のシナリオ」「通常のシナリオ」「最悪のシナリオ」を用意して、出口計画を立てるべきでしょう。


私は出口戦略を「準備段階」での重要な作業だと考えます。



7(長期で所有する場合)賃貸管理の具体的方式


不動産事業の中核は管理にあるといっても過言ではありません。


すぐに転売したい場合には、むしろテナントが入っているとややこしいですが、長期保有で、しかも実質的にセカンドハウス用の物件ではないのなら、管理会社の選定は、非常に重要となってきます。


あらかじめ、投資地域にどのようなマネージメント会社があるかを調査することをお勧めします。