ドバイ・アブダビ(アラブ首長国連邦)ってどんなところ?その2

さてさて、前回は「ドバイ」を語る前にアラブ首長国連邦についてみてみました。

ちょっと目が滑ってしまうくらいの情報の中で、特に注目すべき点、それは、

1. 物価上昇率13%(地元のみなさん、大丈夫なのでしょうか…ちと心配になります)

2. GDP成長率10%(まあ、ひたすら凄いと…)

3. 人口410万人(ちょ…ちょっと待ってください!それって!!!)

さて、物価上昇率についてです。

2006年の各国の物価上昇率をみてみましょう。(JETRO-FILEより)

EU 2.3%(EU27カ国)

アメリカ合衆国 3.2%

日本 0.1%(生鮮を除く)

中国 1.5%

インド 6.9%

アラブ首長国連邦 9.3%(2000年をベースとする)

前回の外務省ウェブサイトでの外務省推定値としてのアラブ首長国連邦物価上昇率は13%、JETRO提供の物価上率は2000年ベースとして9.3%と若干の誤差はありますが、おおむね年10%の割合で物価が上昇していると考えていいでしょう。ちょっと凄い状態ですね。

現地駐在の方の話では、「不動産以外の物価はそんなに高い印象はありませんよー」とのことでした。指標を押し上げているのは、や、やはり不動産でしょうか。

それにしても、日本の物価上昇率、これ2006年のデータだからこんな低い数値なんでしょうね(汗)

今年のデータなんて出た日には…ブルブル…背筋が凍る思いです(大袈裟です)。



次にGDP成長率です。こちらも全て2006年のデータ。

EU 3.0% EU27ヵ国の数値

アメリカ合衆国 2.9% (2000年連鎖)

日本 2.4%

中国 11.1%

インド 9.6%

アラブ首長国連邦 8.9% [2006年]速報値

中国、インドに続く経済成長率です。今後、ますます発展可能性のある土壌です。このペースの成長は暫くは継続するでしょうか。

…つか、がんばれ日本!(涙)って感じです。



さて、最後に人口です。

…人口…

えっ?今アラブ首長国連邦で410万人!!!!!!!(本当に驚愕)

実は、先日の香港での融資トレーニングでは、

「ドバイの人口は2010年までに1000万人になる見込み」

という話を聞いてきたばかりなんです。

じゃ、あれですか?人口流入は全てドバイに…なんですか?

ちょっとこれは凄いです。

ドバイ不動産投資を考えるなら、今しかない!

もうほとんど確信に近いものが芽生えてきましたよ。

では政治情勢等、どうなんでしょう。日本人が一番心配しているのは、この部分ですよね?

不動産投資をイスラム法・政治体系の国で、というのはなかなかに勇気のいる決断なのではないでしょうか。


★次回予告:ドバイの政治